先輩たちの声 ~北海道の全ての人々のために~

#01 佐々木 光彦 2009年入社 海上部門 (第36宝油丸)

 

学んだことを活かし、ステップアップ

21歳の時に、第36宝油丸のアルバイト乗組員として採用していただきました。 東京で3年半勤務した会社を退職し、函館に帰ってきて求職中だった私に 母校である水産高校の恩師が声をかけてくださったのがきっかけでした。

求職に際し、高校時代に学んだことを活かした職種に就きたいという希望がありました。 また船の仕事は船内での生活が多い中、毎日自宅に帰れるという職場環境にも魅力を感じました。 幸い水産高校を卒業していた為、船舶免許も早期に取得可能な状況であり採用されることとなりました。 のちに正社員として登用され、現在に至ります。

絶え間ない努力の積み重ねが必ず実を結ぶ

主に第36宝油丸のエンジン整備や、お客様の船舶に対して給油作業を行っております。 常に海上に浮いている船は錆びやすく、手入れを怠れば錆だらけになってしまいます。 私が働いているのは28年が経過した古い船で手入れするのは大変ですが、しっかり行えば行った分、見栄えや性能を保てます。 先日のようにお客様に「すごく綺麗な船だね。結構新しいの?」とのお声を頂くと、 嬉しくて「次も頑張ろう!」と継続する意欲にも繋がります。

給油作業に関しては、お客様の船の給油口はそれぞれサイズが違うためホースやフランジを必ず確認し メモを取る必要があります。 正確を期すためには労力を惜しまない、些細なことでも気を緩めない様に心掛け実践しています。

お客様の声を糧に、前へ、次へ

どんな仕事にも言えることだと思いますが、やはり人に感謝された時は素直に嬉しいですしやりがいを感じます。 頻繁に給油する慣れた船ですと、給油の範疇を越えた作業をしたり、お手伝いする機会があるのですが 「お前がいると助かる。ありがとうな。」など感謝や労いの言葉を頂くと、また次も頑張ろうという気持ちになります。

胆振東部地震による停電がおきた時、第36宝油丸は自家発電により業務を行うことが出来ました。 東日本大震災の時、被災地の皆様方のお役に立つことができ、沢山の喜びの声を頂きました。 私達の仕事が社会で必要とされていると改めて実感することが出来ました。

支え合って共に成長、得たものを後世に伝えたい

厳しくもありながらも常に部下の事を気遣ってくれている上司、優しい先輩、人なつっこい後輩。 職場の人間関係には大変恵まれたと感じています。 北海道エネラインには、全道6ヶ所8隻の給油船がありますので、 各営業所の人たちとも一緒に働いてみたいですね。

私自身もっといろんな事を吸収していきたいと思っています。 さまざまなタイプの人と良い人間関係を築き、培ったもの、習得したものを後継に渡したい。 たくさん吸収する意欲ある後継者が来てくれる事を願っています。

ひとつところに囚われない、多くのシーンで真価を発揮するには・・・

現在は第36宝油丸の機関長として船のエンジンの整備、管理を任せてもらっています。 私は航海士の免許も持っており船の操船を行うこともあります。 将来的には全道6ヶ所、全部で8隻ある給油船全ての操船とエンジン整備を扱えるようになり、 船のプロフェッショナルとして「急な欠員が出ても函館のみっちゃん(私)がいるから大丈夫」と 思っていただけるような存在になりたいです。

船舶以外の仕事でも陸上業務に携わる運行管理者免許を取得し 車両管理、またタンクローリーでの給油など北海道エネラインひいてはお客様にとって必要とされる人間になりたいと思います。

大切にすべきことを見失わない

給油船の仕事は事故を起こさない事が一番大切だと思います。 起こりえる給油船の事故として、油の流出、離着船、離着岸時における船の接触などが挙げられます。 甲板上では常に従業員同士で声を掛け合い、安全確認を怠りません。 以前、他船の知人が怪我人を出してしまい「あの時にこうしておけば良かったと思うことがいくつもあった」 というお話を聞きました。

自社、自身の周辺のみならず業界の事象は絶えず参考にし、 事故を未然に防げるよう一層気を引き締めて作業に従事していきたいと思います。

家族の笑顔が原動力!

だいたい家族と過ごしています。私の家族は妻と3歳の長男、1歳の次男の4人家族です。 休日になると動物好きの長男が毎週のように「牛さんに会いに行きたい」と言うので 車で15分程の距離にある牧場に行くことが多いです。 何よりも家族の笑顔が私の元気の源です。 独身時代と比べて仕事に対する姿勢が変わったのは間違いありません。

あとは、2週間に一度野球をしています。 会社には野球チームがありませんので、もしチームが出来るような事があれば是非参加したいですね。

佐々木さん、お疲れ様です。
どうもありがとうございました。

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